UAI研究会
目次
第24回UAI研究会 (2008年4月26日) 第4土曜日に開催です!
- 第一部(若手向けプログラム):13時~14時
- 講師:中村精親 and 辻勝利 (ミツエーリンクス)
スクリーン・リーダーや点字ディスプレイの操作をみてもらいつつ、非アクセシブルなサイトの実際とその問題点に触れる.またNVDAのインストール、操作方法にも言及し、学生さんが自ら試せるようにもしてみたい.
- 発表 第二部(論文・研究紹介):
-
- 山口俊光:
- WebAIMの「認知的な障害とWebアクセシビリティに関する解説記事」を紹介
- 渡辺隆行:
- W4A2008@北京報告.[W4A2008の発表スライド集]
- 発表 第三部(活動紹介):
-
- 永野行記:
- 適切な文字サイズに関して、一般的な所見(JISなどの記述から健常者対象の内容。)を紹介
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 渡辺隆行:
- 学会でのワークショップやセッション開催案
- 参加予定:
第25回UAI研究会 (2008年5月17日)
- 第一部(若手向けプログラム):13時~14時
- 講師:植木真(インフォアクシア):
Webアクセシビリティのコンサルティング会社として,インフォアクシアが普段どのように取り組んでいるかの紹介.
- 第二部(論文・研究紹介):
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- 渡辺ゼミ:
- 卒論のテーマ議論(早口合成音声,視覚障害者の動画認識)
- 山口俊光:
- 続 WebAIMの「認知的な障害とWebアクセシビリティに関する解説記事」
- 梅垣正宏:
- Web Accessibility for Older Users: A Literature Review W3C Working Draft (14 May 2008)
- 第三部(活動紹介・議論):
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- 永野行記:
- 富士通フォーラム2008でのウェブ・アクセシビリティに関する展示
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 記号読み上げ.IME読み上げ,音声合成エンジン,他
- 参加予定:
第26回UAI研究会 (2008年6月21日)
- 第一部(若手向けプログラム):13時~14時
- 講師:山口俊光
『Webアクセシビリティ』から,日本の支援技術の紹介.
- 第三部(活動紹介)その1:
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- 四方田(富士ゼロックス):
- 富士ゼロックスのユニバーサルデザイン活動の紹介
- 永野行記(富士通デザイン):
- iモードの音声読み上げコンテンツ作成ガイドライン
- 第二部(論文・研究紹介):
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- 梅垣:
- 生田目美紀(筑波技術大学)他の研究紹介
- 第三部(活動紹介・議論)その2:
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- NVDA日本語化プロジェクト議論
- プロジェクト体制,IME読み上げ進捗状況,Wiki整備,ドキュメント整備,記号読みデモ,他
- 参加予定:
第27回UAI研究会 (2008年7月19日)
- 第一部(若手向けプログラム):13時~14時
- 講師:中村,辻
オープンソーススクリーンリーダーNVDA実習(インストールマニュアルを読んで事前にNVDAをインストールしておくこと)
- 第二部(論文・研究紹介):
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- なべゼミ卒論紹介・議論その1:14時~16時半
- 以下,発表予定テーマ
- 色弱者が感じるカラーユニバーサルデザイン
- JavaScriptを利用した動的なWebのアクセシビリティ
- 高齢者にとって使いやすいWeb
- ウェブの構造
- 有効な音声CAPTCHA
- 視覚障碍者の動画の認識
- 永野行記:
- 高橋・村田・宗澤「高齢者に優しいウェブデザインのための基礎的研究--」,2008,44/1,人間工学会誌
- 第三部(活動紹介・議論):17時半~19時
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- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
第28回UAI研究会 (2008年8月23日) 第4土曜日14時に東京大学情報基盤センターで開催します
- 第一部(若手向けプログラム):夏休み
- 第二部(論文・研究紹介):
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- なべゼミ卒論紹介・議論その2:
- 以下,発表予定テーマ
- 子どものためのウェブサイト作成ツール機能
- ウェブのユーザ体験
- 視覚障害用早口合成音声の研究
- 園田富美
- 簡易型WYGIWYGオーサリングツールの問題点
- 山口俊光:
- 渡辺:
- 科研費プロポーザルのためのネタ議論
- 第三部(活動紹介・議論):
-
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
来る9月1日午後,大阪大学の吹田キャンパスで開催される「ヒューマンインターフェースシンポジウム2008」のワークショップとして,「Webアクセシビリティ2.0」を開催します.
『Webアクセシビリティ~標準準拠でアクセシブルなサイトを構築/管理するための考え方と実践~』(Amazon)は,Webアクセシビリティ世界の著名人11人が執筆したWebアクセシビリティのバイブル本です.ユーザビリティとアクセシビリティの関係,HTML,CSS,PDF,Flash,JavaScriptなどの技術,世界の規格・ガイドライン・法律など,Webアクセシビリティに関わるものが理解しておくべきことが詳しく解説されています.また,W3Cが策定したガイドラインは2008年末にはWCAG 2.0にバージョンアップし,日本の規格であるJIS X 8341-3もこれに対応して2009年に改訂版が刊行される予定です.本ワークショップでは,この本を元に,JISやWCAGの規格策定にも関わっている講演者が,2009年に大変革を迎えるWebアクセシビリティについてお話しをし,会場からの質疑応答を受け付けたいと思います.
- 14:00~14:10
- はじめに(渡辺隆行)
- 14:10~14:40
- Webアクセシビリティ2.0のお誘い,1章の紹介(渡辺隆行)[発表資料]
- 14:40~15:20
- 14章の最新情報「WCAG 2.0勧告候補 解説」(梅垣正宏)[発表資料(PDF)]
- 15:40~16:00
- JIS X 8341-3改正の方針(渡辺隆行)[発表資料(PDF版),発表資料(テキスト版)]
- 16:00~16:40:
- 11章をベースに「Flashのアクセシビリティ完全解説」(植木真)
- 16:40~17:00
- 質疑応答,自由討論
2008年9月20日のUAI研究会はお休みです
第29回UAI研究会 (2008年10月18日)
- 第一部(若手向けプログラム):
- 講師:中村,辻
オープンソーススクリーンリーダーNVDA実習(インストールマニュアルを読んで事前にNVDAをインストールしておくこと)
- 第二部(論文・研究紹介):
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- 渡辺隆行:
- UN-ESCAP主催のRegional ICT accessibility workshop報告,他
- 梅垣正宏:
- 前川 卓也, 原 隆浩, 西尾 章治郎:”小型端末を用いた Web 閲覧のための画像分類方式”,日本データベース学会Letters,Vol.5, No.1, 2006,pp.125-128.(PDF)
- 山口俊光:
- Dewi Gani and Urte Thölke, Quality Processes and Milestones for the Development and Monitoring of Business Software in the Area of Accessibility, ICCHP 2008, pp. 510-517, 2008.,(PPTとWordのアウトライン)
- 第三部(活動紹介・議論):
-
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
第30回UAI研究会&第4回SIGACI研究談話会「Webアクセシビリティ研究の未来を拓く」 (2008年11月15日)
この日はヒューマンインターフェース学会のSIGACI研究談話会と共催の特別プログラムです! (株)ミツエーリンクスのご厚意により,同社のセミナールーム(18階)で開催します.
ヒューマンインタフェース学会 SIGACI 2008年第4会研究談話会
第30回UAI研究会(ITRC) 合同研究会
- テーマ:「Webアクセシビリティ研究の未来を拓く」
- 日時:11月15日(土) 14:00-17:40 (13:30開場)
- 場所:(株)ミツエーリンクス 18階セミナールーム (新宿)
「ミツエーリンクスへのアクセス」
〒163-1115 東京都新宿区西新宿6丁目22番1号 新宿スクエアタワー
東京メトロ丸の内線 西新宿下車 徒歩7分。都営地下鉄大江戸線 都庁前下車 徒歩7分。JR山手線 新宿駅 徒歩15分。
- 共催:日本学術振興会産学協力研究委員会インターネット技術第163委員会/高齢者・障害者のインターネット利用分科会(ITRC/UAI)
- 趣旨:W3C/WAIは、Web Centent Accessibility Guidelines 2.0 (WCAG 2.0) の開発を進めており、今年末には勧告として公開される見通しになっている。ガイドラインとしての正当性は、広く開かれた議論を通じて確実なものになってきた。WCAG 1.0やJIS X8341-3に比べても、アクセシビリティに関する詳細な解明が進み、その内容は現実のWebに適用可能で、今後のWebアクセシビリティを推進する大きな力になるものと期待される。一方 WCAG 2.0 では、達成基準のテスタビリティを確保するために、文字の前景背景のコントラスト比を定めたり、聞きやすさを確保するための背景音との音量差を定義するなど、数値基準を確定している。しかし、それらの学問的な裏づけは必ずしも明確でなく、裏づけがある場合でも日本語で同じ数値が使用可能かは定かでない。また、Webアクセシビリティを議論する際には、ガイドラインをどう実践、実装するかという点が興味の中心になることが多い。だが、既成のガイドラインにとらわれることなく、より多くの、あるいはまたある特定の障害者・高齢者のWeb利用をいかに向上させることができるか、という視点でWebアクセシビリティ研究は進められるべきであろう。そもそも、Webアクセシビリティ研究はまだ研究としての体系が明確になっておらず、研究手法でも多くの改善の余地があると思われる。以上のような問題意識に基づいて、最新のWebアクセシビリティ研究をサーベイし、Webアクセシビリティを研究として高め確立していくために、何が不足しており、どう進めていくべきかを議論する場として、この研究談話会を開催する。
- スケジュール:
- 14:00~14:10 開会:第4回研究談話会の趣旨説明,梅垣
- 14:10~14:50 第1部:問題提起,渡辺隆行(東京女子大学)
- 14:50~16:10 第2部:発表(各15分、質疑5分)
- 西本卓也 (東京大学):音声インタフェースとWebアクセシビリティ
- 小田浩一(東京女子大学):ロービジョンの読みとWebアクセシビリティ
- 生田目美紀 (筑波技術大学):聴覚障害者の認知とWebアクセシビリティ
- 高木啓伸(日本アイ・ビー・エム):IBMにおけるWebアクセシビリティ研究
- 16:10~16:30 休憩
- 16:10~17:30 第3部:ディスカッション
- 17:30~17:40 まとめ、閉会
渡辺の発表資料:[A3用紙サイズのPDF]又は[マインドマップ(MindManager)形式],(MindManager無料ビューワー)
第45回福祉情報工学研究会の特別企画
2008年12月4日(木)15時15分から2時間,臨海副都心で開催される第45回福祉情報工学研究会で特別企画「オープンソースソフトウェアとWebアクセシビリティ」を開催します.
- 場所:産総研臨海副都心センター別館バイオ・IT融合研究棟11階会議室
〒135-0064 東京都江東区青海二丁目41番地6
(新交通ゆりかもめ船の科学館駅あるいはテレコムセンター駅から徒歩5分程度)
- 登壇者(敬称略):
- 渡辺隆行(東京女子大学・UAI研究会 主査)[渡辺の発表資料(PPT)]
- 中村精親・辻勝利(ミツエーリンクス)
- 西本卓也(東京大学)
- 福田健太郎 (日本IBM)
- 概要:
World Wide Webはユニバーサルなメディアとして設計されており、
例えば視覚障害者は合成音声によってWebを利用することができるが、
現実には高齢者や障害者にとって使いにくいWebサイトがたくさんある。
そこでWebコンテンツのアクセシビリティに関する標準化活動が行われており、
海外では W3C WCAG 2.0 の策定が完了間近になっており、これを受けて
日本でも JIS X 8341-3 の改訂作業が進められている。
Webアクセシビリティの新たな標準が受け入れられるために必要なのは、
Webコンテンツの新しい標準技術を生かすことができる支援技術である。
本特別企画はまずWebアクセシビリティ標準化活動の現状を概説し、
続いてWebアクセシビリティを実現する高性能なツールになりうる
以下のオープンソースソフトウェアを実演を交えて紹介する。
- スクリーンリーダー NVDA 日本語化プロジェクト
- 音声対話ツールキット Galatea プロジェクト
- Webコンテンツ制作ツール Eclipse Accessibility Tools Framework (ACTF)
最後にパネルディスカッションを行い、Webアクセシビリティ関連の
オープンソースプロジェクトの展望や今後の課題について議論したい。
支援技術ユーザ、研究者、ソフトウェア開発者など幅広い聴衆の参加を期待する。
第31回UAI研究会 (2008年12月20日)
若手向けプログラムを潰して,13時から発表1件と卒論発表をします.
- 活動紹介(質疑込みで30分)
- 「ユニバーサルコミュニケーション社会の実現に向けて」
モバチュウという障害者スポーツのインターネット中継活動を中心に,NPO法人STANDの活動内容を紹介,(坪坂由美)
- 渡辺ゼミ4年生の卒論発表(発表15分+質疑5分)
-
- 色弱者が感じるカラーユニバーサルデザイン
- 動的なWebのアクセシビリティ
- 高齢者にとって使いやすいWeb
- ウェブのユーザ体験
- ウェブの構造
- 有効な音声CAPTCHA
- わかりやすい音声ガイド
- 第三部(活動紹介・議論):
-
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
第32回UAI研究会 (2009年1月24日,第4土曜日に開催)
1月のUAI研究会は東女では開催せず,「オープンソースカンファレンス2009仙台(1月24日)」でNVDAの発表などをしてきます.
第33回UAI研究会 (2009年2月21日)
若手向けプログラムはお休みですが13時開始です.JIS X 8341-3改正版の質疑・議論とNVDA日本語化プロジェクトの打ち合わせをします.
- 第二部(論文・研究紹介):
-
- 山口俊光:
- 渡辺:
- 梅垣:
- 第三部(活動紹介・議論):
-
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
第34回UAI研究会 (2009年3月28日,第4土曜日に開催) 13時開始です!
- 第二部(論文・研究紹介):
-
- 西本卓也(東京大学):
- アクセシビリティとインタフェースに関する研究テーマ案
- 第三部(活動紹介・議論):
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- 吉本浩二(富士通デザイン)
- 携帯電話で色を判別するアプリ「ColorAttendant」
雑誌FUJITSU 「ヒューマンセンタード・デザイン」特集号(2008年11月),Vol 59/6(PDF)
- CSUN報告:
- 梅垣,辻,中村浩佳
- 渡辺:
- 2010年度活動計画(JIS X 8341-3改正後に必要な活動,若手プログラム再考,他)
- NVDA日本語化プロジェクト議論
- 参加予定:
次回は4月18日開催です。その後は5月23日(第4土曜),6月20日,7月18日の予定。
最終更新日時:
2009年4月14日 11:10
連絡先:nabe アットマーク lab . twcu . ac . jp (アットマークを@に代え,余分なスペースを省く)